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2026/1/9

登壇

生成AI=火縄銃?進化に乗るか、乗り遅れるか|変革期におけるキャリアの選択肢とは?役割を超えた“総合格闘技”こそ新コンサル【ウェビナー開催レポート】

生成AI=火縄銃?進化に乗るか、乗り遅れるか|変革期におけるキャリアの選択肢とは?役割を超えた“総合格闘技”こそ新コンサル【ウェビナー開催レポート】

2025年6月16日(月)20:00〜、ヤマト・ヒューマン・キャピタル社主催により採用ウェビナーを開催いたしました。

当社からは株式会社GenerativeX(以下、GX)の代表取締役の荒木、共同創業者/取締役CAIOの上田が登壇。「AIエージェントでトップティアの大企業を変革する ― AIエージェント戦略コンサルタントの実態に迫る」をテーマに、生成AI時代の急速な変化と、それに伴うコンサルタントのキャリアの可能性について議論が交わされました。

▶イベントの概要についてはこちらをご参照ください。

「シンギュラリティは3ヶ月前に来た」

ウェビナーの冒頭で荒木は、「シンギュラリティ(技術的特異点)はすでに3ヶ月前に来た」と語り、技術進化のスピードが私たちの想像を超えていることに警鐘を鳴らしました。「変化を避け続けるか、未来を切り拓きにいくかという選択が、今まさに問われている」と呼びかけ、時代の転換点における意思決定の重要性を強調しました。

「AIエージェント時代の到来」

上田は、AIエージェントを「人間の代わりにタスクを実行する存在」と紹介。これまでのAIは「思考」にとどまっていましたが、エージェントは「実行」も担うようになり、知識だけでなく行動力が問われる時代が訪れていると説明しました。

「最前線の定義」
──トップティア企業の現場で実装されているか

「最前線とは何か」という参加者からの問いに対し、上田は「皆さん、つい技術的な最先端を追い求めがちですが、我々の言っている“最前線”というのは、技術の進化も重要ですが、私たちが最も注目しているのは“現場での活用状況”です。大企業の中でも特にトップティアと呼ばれる企業と実案件をやらせていただいている中で、その“現場”で、AIをどのように実装し、活用していくか」が重要だと述べました。

荒木も「我々は国内の大手企業との取引機会が多く、その中で“今のAIの力をどこまでレバレッジできているか”」と補足。「AIのパワーが最大限引き出されているケースもあれば、引き出されないケースがある」と述べ、単純作業の自動化よりも、複雑で付加価値の高い業務にAIを適用し、それが現場に根づき、最大限に引き出されている状態こそが“真の最前線”だと強調しました。

「人間の価値は“信頼”にこそ宿る」

「最前線とは何か」という参加者からの問いに対し、上田は「技術そのものの進化に注目が集まりがちですが、私たちが“最前線”と捉えているのは、そうした技術が実際のビジネス現場でどう活用されているかです」と説明しました。「特に、国内トップティアと呼ばれる大手企業の中で、実際に生成AIを実装しながら、どう成果を出しているか。その現場こそが、最前線だと考えています」と述べました。

荒木も、「GenerativeXは多くの国内大手企業と共にプロジェクトを進めていますが、その中でも“いまのAIの力をどこまで活かしきれているか”に大きな違いがあります」と補足。「単純作業の自動化だけでなく、複雑で付加価値の高い業務にAIが組み込まれ、現場に定着している状態こそが“本当の最前線”」であると強調しました。

「逆転する代替可能性」
──戦略コンサルティングの未来

「知的労働はすでにコモディティ化している」と上田は指摘。荒木も「今からコンサルに行ってパートナーになるには15〜20年かかる」と述べ、成熟産業における伝統的なキャリアパスの限界を示唆しました。

特に衝撃的だったのは荒木の「AIの方が成果を上げるケースがある」という言葉。
「ディープリサーチにおいては、従来型のスポット調査よりもAIのほうが再現性や精度が高い場合もある」と補足し、“高度な業務ほどAI化が進む”というパラドックスに触れました。

さらに荒木は従来の「AIが単純作業を代替する」という常識を覆す見解を示しました。「単純かつ定型的な業務は残りうる可能性がある。人間の方がコストがかからないケースがあるはずだから」と述べ、一方で「高度な業務は対応できる人も少なく、供給も安定しないので、AIで自動化した方がROIが高い」と分析。「ホワイトカラーの業務にも変革の波が迫っている。だからこそ、AIを“味方につける姿勢”が重要」と、知的労働者の未来に一石を投じ、警告を発しました。

「イシュー特定より散弾銃的アプローチへ」
── コンサルタントの働き方の激変

従来の戦略コンサルティングは「本質的な問い=イシューを特定すること」から始まりましたが、上田は「AI時代にはそのコストが劇的に低下するため、アプローチが根本から変わる」と述べました。

「狙いを定めて一発で当てるより、疑わしきはすべて打つ“散弾銃”的アプローチの方が有効」という例えで、意思決定のパラダイムシフトを表現。「小さく試して、当たったものに資源を集中させる方が圧倒的に効率がいい」とも述べました。

荒木も「“クライアントファースト”で本当に意味のあることを見極める姿勢が重要」と強調。「AIで業務効率化したい」といった相談に対し、「それは本当にやる意味があるのか?」という本質から入ると言います。
「議事録や資料作成の自動化などは、いずれ標準化される」としたうえで、「人間だからこそ、依頼の“背景にある意図”まで汲み取れる。その価値を活かせる役割がこれからますます重要」という現実を直視すべきだと語りました。

「飛脚か、火縄銃か」
──AI革命が迫る歴史的転換

上田は、知的労働のあり方が変わることを「江戸時代の飛脚」の例えを用いて説明。「かつて、他の交通手段が登場しても『飛脚の方が丁寧で確実だ』と信じる人は多くいた。しかし結局、速くて効率的な手段に取って代わられ、飛脚は姿を消した」とし、AI時代の知的労働も、変化の波にどう適応するかが問われていると示唆しました。

一方、荒木はAI革命の衝撃を「戦国時代に火縄銃が登場した瞬間」に例えました。
「たとえば、矢が100本しかない戦場で、突然火縄銃が登場したとしたら──そのとき、人はどう動くか」と問いかけました。「馬で逃げ回るか、火縄銃を手に取って時代を変えに行くか。その決断こそが分かれ道になる」と語り、AIの出現がもたらす歴史的転換点としての重要性を強調しました。

AI時代に求められる人物像
──鍵は「総合格闘能力」

採用について聞かれた場面では、荒木が「技術的なバックグラウンドは正直いらない」と明言。「過去の経験よりも変化の激しい環境に身を置き、AIの波に乗る意欲」を重視していると語りました。

上田も「職種や専門性を越えて戦える“総合格闘能力”が求められる」と述べ、例えば「元コンサルがコードを書き、エンジニアがクライアントと対話する」ような柔軟性が重要になると説明しました。

GenerativeXが重視するのは、「プロフェッショナリズム」「クライアントファースト」、そして「変化に向き合う覚悟」。まさに“総合格闘技”としてのコンサルタント像を描いています。

あえて“ビジョンを持たない”という戦略的選択

会社のビジョンについて問われた際、荒木と上田は「中長期の固定的なビジョンを掲げるより、今目の前の顧客の課題に集中している」と回答。「四半期ごとに世界が変わる現代では、“変化に即応する柔軟性”こそが最も重要な戦略である」と語りました。

「今すぐ行動を」
──AI時代のサバイバル戦略

締めくくりに荒木は「今すぐAIを使うか、変化に対応しないままでいるか──その選択が未来を分ける」と述べ、行動の必要性を訴えました。上田は「今日寝る前までに何をするべきなのかを考えてみてください」と呼びかけ、“今この瞬間”から始めるべきだと行動の緊急性を訴えました。

生成AIの変革は、もはや待ったなしの段階に入っています。大きな変化に臆せず、自ら動く意志を持つことが、個人にも企業にも、これからの時代を生き抜く力になるでしょう。


本ウェビナーにご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。ご参加が叶わなかった方も、もしご関心をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

現在、当社では大手企業の変革を担う<生成AI戦略コンサルタント>の採用を強化しております。皆さまからのご応募をお待ちしております!

採用情報
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
https://herp.careers/v1/generativex


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